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バイオマスリサイクルセンター
食品リサイクル
汚泥や臭気を工場外に出さない完全なクローズドシステムの施設となっているバイオマスリサイクルセンターでは、スーパー等から排出される食品循環資源(食品残さ)を回収し、リサイクル堆肥「エコパワー」を製造しています。
  • 曝気槽
  • 発酵槽
汚泥
食品残さ(野菜屑・魚あら)から出る汚泥は、一旦曝気槽(ばっきそう)に送り込まれ微生物の餌となり分解されます。
曝気槽では汚泥をろ過し、適度な空気を供給することにより微生物を活性化させ不思議な力を備えた処理水を育てています。
この処理水には、微生物の力により発酵を促進したり脱臭や洗浄の効果があります。
食品残さが発酵する際に出る臭気(アンモニアガス等)の脱臭や残さ回収容器の洗浄に使用したり、発酵槽の堆肥の水分調整としても使用されています。また使用した処理水は工場外には排出されず再び曝気槽に戻し施設内で循環しています。
臭気
この施設は建物の中にもう一つ建物(発酵槽用テント)を設け少しでも臭気を工場外に出さないように二重構造になっています。
さらにテント内の臭気をテント内容量の15倍/1時間の速度で吸引し脱臭塔に送る事により建物内は常に負圧の状態に保たれ臭気が工場外に漏れる事はありません。
脱臭塔に送られた臭気は処理水によりシャワーリングされ、処理水の中に住む微生物が臭気を餌として分解することにより脱臭されます。また臭気を分解した処理水は再び曝気槽に戻されます。
食品リサイクルの流れ
(堆肥ができるまで)
リサイクル堆肥「エコパワー」は土壌改良材として使用すると土が柔らかくなり、水はけがよくなります。また、農作物の根の張りが良くなり栄養の吸収が良くなるため、必要な肥料の量が最小限で済みます。
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